衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」より

平成22年4月3日 ベストグループ関東見聞会


※前回の御講話の続きから掲載させて頂きます。


 会社を作らせてもらうことは、人を育てることであって、物を売ることではない。そう私は感じるようになったのです。「人を育てなければ、社会に役に立たない。だから人を育てる会社を作ろう」ということで、心得第一「世のため人のために尽くす善の心」。良い心、世のため人のためになるには、良い心がないといけない。

 それから人を育てないといけない。私はものを売るよりも社員を育てる制度を作り上げました。心得第二「人の育成、健康の輪作り」、社会や人の役に立つ人をどれだけ育てさせて頂くか。それから健康の輪作りとは、体の健康、心の健康、家族の健康、仕事の健康、社会に役に立てる。この五大健康を、世に広めるような会社を作るのだと皆で決めたわけです。
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 ですから、ベストグループの基礎にも五大健康があるわけです。それに本当の幸せというものを盛ったのです。だから心の健康、体の健康、それから社会の役に立てるような人間になる事、経済的な健康も、家族が幸せになれることも必要だろう。そういう人を育てて初めて、この会社は、社会に役に立つ会社になるだろうと三十五歳の時に思ったのです。

 そうしたら燃えないといけない。
心得第三「燃える心で社会に貢献」、この社是と心得を掲げたら、当時でも何て素晴らしい会社だと、その会社の使命に集まってもらえたのです。

 今は、使命に人は集まるのですか?お金に集まるのでしょ?集まる方の人材が変わってきたのです。だから潰れかけた方でも、当時の私の会社にお越しになった方々がこのように言っておられました。「この会社は社是が良いもんな。心得が良い。この会社なら自分の人生を賭けることが出来る。」そんな人たちが集まられたのです。ですから潰れかけられた方々が来られても、あの方々は目が生きておられましたね。今の日本人と全然違うのです。今の日本人には、あんな人は少ないです。本当に少ないのです。皆、目が生きているのです。尊い目的を持つと、目は生きるのです。今、私は日本人として六十五年間生きていますけれど、そのような方は、ほとんどいなくなられました。

 皆、潰れかけてもやり直すことが出来るという夢があったのです。当時はそんな方が、たくさんお見えになったのです。
 そしてあっという問に会社は伸びていきました。伸ばして下さいました。心が浄いだったからかも知れません。擦れていませんし、儲けようという気持ちもありませんでした。ですから売上げを一回も考えたことがなかったのです。

 気がついたら、四年目で年商五十億円弱させて下さっていたのです。資本金一千万円で、四年目でです。そして、五年目に年商一千億円という、初めて私は馬鹿なことをしてしまったのです。あれで、私の人格が変わってしまったのです。この欲が人格を変わらせてしまったのです。丸五年目に年商一千億円。今で言ったら、二千億円。この私の汚い心が人を傷つけていったのだろうと思うのです。

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 お金に興味がないから、お金にもの凄く恵まれ、人に恵まれたのです。人だけを大事にしました。ですからベストグループを創らせてもらって十六年。私はベストグループは、何のために創らされたのかは分かりませんでした。衣川の意志で創ったのではないのです。しかし理由は一つだけあります。日本は道徳がないから、道徳の復興のお役に立つことと、日本人は命を忘れた人種になりましたので、命の尊さをもう一度学び合うグループを創らせて頂くことです。

 今、日本人には道徳がないのです。だから道徳の話をすると嫌うのです。だからこの場に来られる方は奇跡なのです。まして残っている方は、奇跡中の奇跡中の奇跡です。正しい生き方についてのチラシを撒いたら集まられませんが、お金の儲け方だったら 人は集まられるのです。そして、皆お金で苦しんでいるのです。皆、勘違いしているのです。一擢千金なんて、いずれは敗れ去るものなのです。私は人を育てることがいつも楽しいのです。皆と一緒に自分を育てること。ですから、人の道に外れたときに、私は会社が潰れかけたのです。人の道、生き方を間違った時に、ある人は体を痛めるのです。その頃に私は糖尿病になったのです。

 自分のしたことが間違った時に、人は体を病んでみたり、家族から疎まれたりします。私もその頃、家族に疎まれたのです。もう目茶苦茶、家族から嫌われました。なぜ、仕事は成功させてもらっているのに、家族からは嫌われるのだろう?だから痛い目に遭わなければ、皆反省しないのに、今の人はほとんど反省がないようです。

 私は、多大な反省をしました。なぜ潰れかけたのか、やっと分かりました。私は人間が悪くなった。あの時に欲を出したから、人が離れていったのだと分かりました。欲がなかった時には、人の幸せしか願わなかったから、人が付いて来られたのです。

 あの時、善意・創意・熱意、世のため人のために尽くす善の心、人を育てない限り私たちは社会の役に立てないから、人を育てるようにしよう。だから、私は教育会社を三十五歳の時に作っていたのです。高給で講師を雇っていたのです。そして、教育に力を入れたのです。会社でしたことは教育だけだったのです。人が変われば、本当にすべてが良い方向に変わってきたのです。良い方に変われば、皆が良くなる。悪い方に変われば、皆が悪くなる。

 私が悪い方に変わったら、皆が離れていきました。それに気づく人は今、何人お見えになるのでしょうか?ほとんどおられませんよ。私は自分が間違っていたから、苦しかったと気づきました。そんなことを感じながら、この間、何十年振りに皆とビデオを観させて頂きました。

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 あの何の能力もない、ただ若さと真面目さだけ、そして夢と希望がありましたが、それだけに、わずかの間に何千人という方々が付いて来られました。何だったのだろうか?でも今、それをしたときに何人の方がご理解されるのだろうか?

 夢に燃えている人って、今ほとんど無いです。人生に夢がある人ってほとんど感じません。そんな人を見て、生きるのが楽しいのだろうかと、よく思うことがあるのです。私は生きていることが楽しいです。なぜなら、ベストグループが創られた目的は、道徳の復興と命を大切にする生き方を、まず私たちが実践させてもらっているわけです。実践しないと人様には言えません。間違いないですね。

 ベストグループを創らせてもらったのは、人を育てるためだったのです。ただ今度は違います、経営者時代のあの衣川とは中身が違います。だから人を育てる制度を一所懸命に創っているのです。

 ですから私は、金銭を一円ももらっていません。社会や人の役に立つ人を、立派な経営者を育て、立派な方々を育て、世に輩出する場所ですから。ありがとうございました。


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